【失敗・後悔なし】元アパレル販売員が厳選！卒園・入学式でハズさない子供用フォーマル靴5選

いよいよ卒園・入学シーズンが近づいてきましたね。

パパ・ママにとっては、お子さんの晴れ舞台。準備に追われている方も多いのではないでしょうか。

「服は決まったけど、靴はどうしよう？」
「1回しか履かないから安物でいいかな……でも、写真にずっと残るし……」

そんな悩み、よくわかります。私自身、10年間アパレル販売員として多くのお客さまのコーディネートをお手伝いしてきました。その経験から言えるのは、「おしゃれは足元から」というのは子供でも同じだということです。

足元がビシッと決まっているだけで、全体のフォーマル感は一気に高まります。今回は、実物レビューではありませんが、元販売員の目利きとネット上の膨大なスペック・口コミを分析し、「これを選べば間違いない」というブランド靴を5つ厳選しました。

「一生に一度の記念写真で後悔したくない」というパパ・ママ、必見です！

元販売員が教える「良い子供用フォーマル靴」の2つの条件

「見た目が黒ければ何でもいい」と思われがちですが、元販売員としてチェックしてほしいポイントが2つあります。

ハズさない！おすすめフォーマル靴ブランド5選

元販売員がおすすめするフォーマル靴5つのブランドをご紹介します。

① ハルタ（HARUTA）｜日本の伝統、間違いない選択

まず候補に挙げるべきは、日本のローファーの代名詞「ハルタ（HARUTA）」です。

特徴

圧倒的な信頼感。日本の子供の足型に合わせた設計で、かかとが脱げにくいのが特徴です。

目利きポイント

質実剛健なデザインは、どんなスーツやワンピースにも合います。口コミでも「結局これが一番上品に見える」という声が多数。

注意点

合皮モデルでも最初は少し硬め。本番前に家で少し履き慣らすのがコツです。

口コミ

入学してから別のローファーを1ヶ月に1足壊していましたが、ハルタに変えてから3ヶ月経ってもいまだ新品同様です。作りがしっかりしていて、靴底や縫い目も大人用と変わらない品質。カッチリした大人っぽいデザインでスーツによく合います。（楽天市場）

質は信頼していますが、やはり素材が固いせいかアキレス腱が痛いと言われました。また、くるぶしに靴が当たって痛がることも。履き始めは硬さが気になるので、靴用のパッドを貼ったり厚手の靴下を履かせたりする工夫が必要です。（Amazon）

＼ローファーの代名詞／

② ムーンスター（MoonStar）｜足育視点での履きやすさ

老舗メーカー「ムーンスター（MoonStar）」のフォーマルは、親の安心感が違います。

特徴

最大の魅力は「足への優しさ」。着地時の衝撃を吸収するインソールや、指先を圧迫しない設計が施されています。

目利きポイント

マジックテープ仕様のモデルが多く、自分で脱ぎ履きしやすいのがパパ・ママには嬉しいポイント。式当日のバタバタも軽減してくれます。

口コミ

子供が幅広・甲高で、なかなか合うフォーマル靴が見つからなかったのですが、ムーンスターはゆとりがあって全く痛がりませんでした。マジックテープが大きく開くので、5歳の子でも一人でサッと履けます。中敷きが外して洗えるのも、清潔に保てて嬉しいポイントです。（楽天市場）

履き心地は良いようですが、デザインが少し丸っこくて『スニーカー感』が強めです。本格的なローファーをイメージしていると、少しカジュアルに見えるかもしれません。また、合皮の表面に傷がつきやすく、一度公園で走り回ったらすぐにつま先が剥げてしまいました。（Amazon）

＼老舗ブランドの安心感／

③ アシックス（Asics）｜「走れるフォーマル」の決定版

「うちの子、じっとしていられないし……」というパパ・ママには、アシックスのスクスクシリーズ一択です。

特徴

見た目は革靴、中身は高性能スニーカー。

目利きポイント

アウトソールにスニーカーの技術が使われているため、とにかく軽い。口コミでも「嫌がらずに一日中履いてくれた」と、運動量の多いお子さんに絶大な支持を得ています。

口コミ

子供がとにかく活発で、普通の革靴だとすぐに脱ぎたがってしまうのですが、これは『いつものスニーカーと同じ！』と言って喜んで履いてくれました。見た目はしっかりフォーマルなのに、ソールが柔らかく全力で走れます。入学式後の写真撮影で校庭を動き回っても全く問題ありませんでした。（楽天市場）

機能性は完璧ですが、表面がかなりマットな質感なので、ツヤのある本格的な革靴と並ぶと少しカジュアルに見えるかもしれません。また、スニーカーベースなので全体的にボリュームがあり、細身のタイトなスーツに合わせると足元だけ少し大きく見えてしまうのが気になりました。（Amazon）

＼日本を代表するブランド／

④ コムサ・フィユ（COMME CA FILLE）｜都会的で洗練されたデザイン

少しファッション性にこだわりたいなら、コムサ・フィユ。

特徴

アパレルブランドならではの、シュッとした細身のシルエット（に見える設計）が美しいです。

目利きポイント

表面の光沢が抑えられていて、写真映えが非常に良いです。「高見え」を狙うならこのブランドをチェックしてみてください。

口コミ

とにかくシルエットが綺麗で、百貨店ブランドらしい高級感があります。合皮ですが安っぽさが全くなく、親戚からも『いい靴履いてるね』と褒められました。シンプルなので、卒園式だけでなく、その後の法事やちょっとしたお出かけにも重宝しています。（公式）

デザイン重視な分、幅が少しタイト（細め）に感じました。幅広の息子にはワンサイズ上を選びましたが、それでも最初は横幅が窮屈そうでした。サイズ選びが少し難しいので、試着できない場合はしっかりと足幅を測ってから購入することをおすすめします。（公式）

＼都会的で洗練されたシリーズ／

⑤ グリーンレーベル リラクシング（別注等）｜感度の高いパパ・ママへ

セレクトショップ「ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング」のキッズラインです。

特徴

トレンドを意識したデザインが多く、大人顔負けのスタイリッシュさ。

目利きポイント

シンプルながらも、ステッチの入り方などが現代的。周りと少し差をつけたい、オシャレを楽しみたい家族にぴったりです。

口コミ

写真通りでとにかくかっこいい！ウィングチップのデザインですが、実はスニーカーのような履き心地で本人はとても気に入っています。中敷きでサイズ調整ができるので、インソールを抜けば長く使えるのも嬉しいポイントです。（Yahoo!ショッピング）

柔らかくて履きやすいのですが、欲を言えば通気性がもう少しあれば……と思います。また、人気のサイズや色は早々に在庫切れになることが多く、再入荷を待っている間に式が近づいてしまうので、早めの確保が必要です。（Yahoo!ショッピング）

＼セレクトショップのキッズライン／

失敗しないための「サイズ選び」の鉄則

数えるほどしか履かないからこそ悩むサイズ選び。一番多い失敗が「すぐ大きくなるから」と、ぶかぶかのサイズを買ってしまうこと。しっかりサイズ選びの鉄則は押さえておきたいところです。

まとめ

卒園・入学式は、お子さんの成長を実感する大切な日。 今回ご紹介した5つのブランドは、どれも歴史や技術に裏打ちされた「ハズレなし」の名品ばかりです。

「安く済ませる」のも一つですが、元販売員の視点から言えば、「良い靴は子供の背筋を伸ばしてくれる」と感じます。ぜひ、お子さんと一緒に「これかっこいいね！」と言える一足を見つけてください。

今回紹介した商品は、以下の楽天・Amazonリンクから詳細な口コミをチェックできます。人気のサイズは早めに売り切れるので、お早めのチェックをおすすめします！

「この他にも子供用のフォーマル靴について知りたい」という方は以下の記事もご覧ください。15選と題してまとめさせていただきました。

それでは、また！